上甲塾長の今回のメインイベントは、夜、当社で行われる「特別講演会」のために、ご多忙の中、わざわざ来ていただきました。折角来ていただいたので、この地区の素晴らしい会社さんを訪問させていただき、塾長に知っていただこうと企画しました。
★おとうふ工房いしかわ
http://www.otoufu.co.jp/
高浜にあるおとうふ工房さんは、辰巳芳子先生の提唱される「大豆百粒運動」をNPO法人だいずきっずで行なっている。辰巳先生に共感して、青年塾でも同じように「大豆栽培」を行なう。使っている原材料はすべて国産の大豆とにがり。国内自給率が5%少々しかない国産大豆にこだわり、しかも、安全と安心を基本としていらっしゃいます。石川社長様の「自分の子供に本当に良いものを食べさせたい」という想いで創り上げられてこられました。
昼食は工場併設のお店「大まめ蔵」で頂きました。おとうふづくしの美味しいお料理を、おなかいっぱいに頂きました。とうふと一言で言っても奥が深いと感じました。
石川副社長様も非常にお話上手で、時間を忘れるほどに引き込まれてしまいました。”おとうふ”に掛ける意気込みは素晴らしかったです!
★杉浦味淋
http://mirinya.com/
大正13年創業のみりん蔵。創業以来の伝統製法を受け継ぎ「古代三河仕込愛桜純米みりん」を造り続けています。
杉浦社長も非常にお話が上手く、塾長も熱心にお聞きになっておられました。料理の基本「さ・し・す・せ・そ」がすべてが揃うのは愛知県だけ。また、愛知は醸造文化が発達した地域。ミツカンに代表される「お酢」は三河味淋と深い関わりがあるお話。最近ではみりんスィーツなるジャンルでも天然の甘味として使用されているようです。
創業者の時代のブナの木で作られた「看板」に見守られた蔵の見学も有意義な時間でした。
★七福醸造ありがとうの里
http://www.7fukuj.co.jp/
最後に訪問したのは当社から車で5分のところにある「ありがとうの里」。元祖白だしの七福醸造の工場です。
まず初めに「社員教育」の取組みについて、清掃活動や100㎞ウォークなど、変わった取り組みについて塾長も熱心に聞き入ってみえました
「ありがとう」の言葉(言霊)の力の実験を見せて頂きました。
焚き上げたご飯を「ありがとう」と「ばかやろう」と書いたラベルの貼ってある瓶に入れただけ。それだけでも「ばかやろう」の瓶のお米は黒ずんでいました。
食という字は、人に良いと書く。目の前で白だしを使った試食を頂きました。心を込めて一生懸命に「人に良いモノ」だけをつづり続けている会社さんです。
今回お邪魔した3社に共通しているのは「こだわり」「専門」「継続」
その道で、プロフェッショナル意識の高い企業であると感じ、自社でももっと自分たちの力を信じて、こだわりを持ってやっていきたいと感じました。三河の優良企業を改めて知る機会となりました。
各社の皆様ありがとうございました。